自己認識と他者認識の違いについて

自己認識と他者認識について。

自分に対する認識は自分が思っているものと、他者から見られた自分と、違うことがほとんどです。
自分は自分をこう思っているが、他者からは違うように思われていると感じたことはありませんか?
これが普通で別段おかしいことではありません。

ここでこの人は自分のことを全然理解していない!と憤る前に
その他者になぜ自分に対してそう思ったのかをぜひ聞いてください。

理由も聞かずに自分の中だけで、それは違うと否定するのは自己完結すぎます。
多くの人が同じことを自分にフィードバックするなら、それは多くの人からそう思われているのが現実です。

これは自己認識がどうであろうと関係がありません。

ビジネスや起業、社会的活動においては、他者と一緒に何かをすることが多いので、他者認識を否定せずにそれを自分で認識し、うまく扱って行くことで、社会的なポジションを確保することができます。

私たちは社会的な活動をしている生き物で、常に「社会と私」という関係性の中で生きています。
それは50:50の割合と考えればわかりやすいかなと。

自分50、外の世界(他者や社会含む)50です。
なので他者や社会からの評価(フィードバック)も自分にとって大切な要素になります。

私という人間は外から見ると、こう見られてるんだな、という客観性はキャリア形成でもとても大事な要素になるでしょう。

社会の中での評価は他者が決めます。
自分ではありません。

いい評価が欲しいなら、社会の中で自分が評価されやすい部分がどこなのかを見つけ、そこを伸ばし実績を積み上げることです。
これをやらずして自分を評価してほしいというのはおこがましいです。

昨今は「何でもない私を評価して欲しい、認めて欲しい」というような心理を持つ方が多いですが、何もしていないのに評価するほど社会は甘くありません。

今の社会的評価が自分の実力ということです。

自分が他者からどう見られているのか、特にどこが優れていると思われているかを正確に把握することは、面接や自己アピールなどに役立ちますので、お勧めします!