強みと資質の暴走と他者との関係性

今日は強みの暴走について。

前々から強みがあるからこそ行きすぎる、
過剰になる、暴走する、結果組織内で孤立したり
揉めたり、他者との関係が拗れたり、
というのを経験もしているし、周りで見てもいます。

そしてどうにかならないかなと考えてきました。
この暴走は誰にでも起こるし、起こってます。

よく人に
「なんでこんなことも!」「なんでそうなの?」
とイライラを感じる場合も、強みや資質が関係しています。
その感情の裏で、強みが動いているのです。

人との揉め事や行き違いなど、人間関係やチーム、組織でうまく行かないという時は、自分の得意なものや、持っているものが影響していないか、
を考えたり、観察することをお勧めします。

自分はどう見られているんだろう

自分というのは、自分では客観視できません。
自分というフィルターを通して自分を見ています。
なので、他人から見た自分がどう映るのか、までは意識が行かないのですよね。
自分という人間がもう一人別にいたら、その人に対して自分はどう見え、どう感じますか?

でも、組織やチームで働く動く、良い成果を出したい、
普段の人間関係もよくしたい、ということであれば自分がどう見られているか、ということを把握することは、その中で自分を活かすことにつながります。

周りに共有する資質で説明する
そして自分で暴走をダメだとするのではなく、周りの人に共有して、
「私はこういう感じで暴走するので、その時は止めてください」
とお願いしておくこともできるのです。

周りもお願いされれば止めやすくなります。
この強みと資質の暴走はストレングスファインダーがあるとものすごい説明しやすくなります。
これはもう私には画期的。

暴走は強みがあるからこそ起こることで、
その強みがダメなわけではなく、調整ができればいいわけで。
強みそのものは素晴らしい性質です。
ダメ出しではなく、調整する、という意識を持ってもらいたい。

○○という資質が、良い方ではこう動き、過剰になると、こんな感じになりますがどうですか?
ってめっちゃ質問しやすくなりました。

自分でも、これがあるからこうなるんだという理解になったし、これがダメだから使わない。
ではなく、何か他の資質で補えないか
チーム内で補ってくれる人はいないか、と発展的に考えられます。

私なんかは、活発性がとにかくスタートする速さ大事
コミュニケーションで喋る、喋り倒すがあるので、
ここが過剰になると、周りに速さを求めイライラし、
自分の気持ちや考えを喋りすぎ、周りに押し付けがちです。
実際やってますし、失敗してます。

自分でわかっているので、あらかじめ周りに今は言っています。
私は暴走するとこうなるので、なったら止めてくださいと。
これ良い抑止力になっていて、バランスよく使おうと意識するようになりました。
そして他の使っていない資質や、補完する資質を使うようにしています。

他者理解・自己理解
相手に対して憤ってる場合、
もしかしたら自分の資質が影響しているかもしれないし
相手の資質も動いているのかもしれません。

私たちは社会の中で生きているので自己理解だけでなく他者理解もとても大事です。
相手がなぜそうなっているのか、資質がそうせているかもしれないと考えつくと
対処方法も思い浮かびます。

あーこの資質が動いているのかなあ
と思うと自分にも相手にも客観的になり感情が暴走しなくなります。

自分らしさというのも場所によって調整する必要があります。
社会の中で生かされて初めて自分らしくいられるのです。
自分らしくあれば周りはどうでもいい、というのは未成熟な状態だと考えます。
プラス周りに怒りをぶつけて行くのも未熟な状態です。

私なんかはかなり暴走するタイプなので、今回これが学べて本当によかったし、
これで多少はうまくやれるなと、希望も持ちました。

人間関係、組織などで、困ったことがある、思ったのと違う、思うようにならない、うまく行かないイライラする、逆に恐縮してしまう、
ということがあれば、ストレングスファインダーは役に立つと思います。

オンラインサロンの443倶楽部でもその辺の勉強会を適宜開催します。
社会の中で強みも自分もうまく運びたいですよねー。
私たちは一人で生きてるわけじゃないから他者と一緒に何かを目指したり、何かを協力しあったりできればと思います。
強みは社会に還元できてこそ活かされるなと思います。