情報も人も技術も世界も時間が経てば更新されて行く

例えば、5年前の自分と今の自分を比べた時、
まるっきり同じ自分でしょうかね?

多分、5年前と今では全然違う自分がいるのではないですか?
仕事や住む場所などは変わっていなくても
子供が大きくなったり、親が年老いたり、
いろんな経験をして、考え方や価値観が変わってきている、
というのはごくごく自然なことです。

ここ最近は情報や世間も数年でガラッと様変わりしています。
特にネットの世界は新しい技術が入れば、
その様式が様変わりするのも珍しくありませんよね。

起業でも数年前に講師やコンサルにアドバイスをもらった内容が
今ではあまり通用しない、というのもあるでしょうし、
当時売れていたものが数年後には売れなくなるのもザラ。

人間も歳を取りますしね。
40歳の時にできていた行動量は
47歳の今では同じようにできません。

20代、30代、40代と行動量や活動量には差が出てきます。
仕事に関しても、働き盛りは馬車馬のように働けても
50代になればそれも厳しくなる。

若い時の行動量そのままに時が過ぎれば
「あー疲れたな」と思って当然です。
そう思ったら、今の自分の体力に見合う行動量に調整する必要があります。

逆に子供が小さい時は動けなかったけど、
数年経って手が離れたら、自由な時間が増えた
ということもあるでしょう。

人生っていうのは変化の連続で、
それは自分を取り巻く環境も世界も同じです。

数年前に嫌な奴だったの人が
数年後に少し丸くなることもあるでしょうし、
その反対もあります。

その変化をする、というのが自然で当然として捉えることです。
数年前の記憶を今に適応しても、マッチしないことも多いです。
時代はそれだけ流れているし、その時々で常識も違います。

この変化は自然な現象だけど、それをあまり認識している人も少なく、
前もそうだったから、今もそうだ、と考えている人は多くいます。
そのまま頭の中が旧態依然としていると、
あっという間に世間に置いて行かれるなんてことになるのかなと。

今は本当に昔の普通が崩れてますよね。
終身雇用もそう、年金もそう、家族のあり方さえ変わっている。
社会は多様化の波が押し寄せてきていて、もう
「これだけでいい」「絶対にそうだ」「これしかない」
なんていう限定した物言いができなくなってきています。

情報弱者なんていう言葉が流行りましたが、
こういう変化に対する情報を取れないと、
いざという時に何も選べない、
間違ったものを選んでしまう、
ということがこの言葉の意味なのかもしれません。

今は多様化というくらいだから、
情報も多様化していて、いろんな情報が
あふれんばかりにあります。

だから、調べましょう。
調べれば出てきます。
検索すればすぐに情報が出てくる時代です。

昔と今はもう全然違います。
違う世界になってしまった、というくらい違います。

ぜひね、自分の頭の中も更新していきましょう。
今に目を向けてみましょう。
そしてそこからまた現実を生きていくのです。