ジェンダーギャップと女性起業の関連性

ジェンダーギャップ

男女の賃金格差

男女の賃金格差、収入格差は令和の時代になってもいまだに開きはあって女性の給料は上がってないですよね。

こちらの記事に詳しく載ってます。
https://woman-type.jp/wt/feature/15744/

これが、働きたい、仕事が好きという有能な女性の働く意欲の減退になっているのと
勤めている会社に対する貢献度が下がる要因になってます。

現に女性起業家から、会社員時代も成果を上げていたけど、ほとんど給与に反映されず
同期の男性の方が優遇され、出世していったという話をよく聞きます。

職種に関しても、女性が就ける職種は事務職などが多く、希望の職種に就職出来ないこともあります。

そういう現状からも、女性起業を目指す人が増え続けているのでしょう。
会社や社会へのジェンダーという壁を乗り越えられない絶望がそこにあります。

 

女性の会社組織への絶望

昔、ある出版社から、30代の女性がみな「留学」したいと言ってやめていく、
という相談を受けました。

その会社の上層部はほぼ男性。
どれだけ頑張っても女性は上に行けないし、いつまでも男性のサポートでしかない環境で
なら自分で独立したり、会社を変えた方がいいだろうという30代女性が多かったのでしょう。
でもそれを直接会社にいうことは出来ないから「留学」を言い訳に使ったのだと思います。

わたし個人は、28歳から起業して20年間、ほぼどこの組織にも属さず、一人で仕事をしてきました。
なぜその働き方を選んだのかはさまざまありますが、その一つに自分の能力を試してみたい
というのがありました。

これは20年前の日本の社会構造では、なんの学歴もない女性が組織内で叶えられないものでもあり
独立をして、一人でやってみようと思ったのです。

その選択は正解で、今でもあの決断は間違ってなかったと思います。

大きい企業ほど男女格差や学歴格差はかなりあります。
有能であっても、有名大学を出てないと、希望する職種にすら就けないのが現状です。

その中ではわたしのような、学歴も親のコネもない、普通の女性が自分の能力を試したい
と考えても、そういう環境をまず探すのが困難でした。

で最終的に選択したのが起業だったのです。

もちろん会社で活躍する女性もいる

それでも今は20年前よりも格段に女性が活躍できる会社は増えてると思います。
あゆみはゆっくりですけど、少しずつ社会も変わってきたかなと。

会社や組織で活躍出来ている女性は、無理に起業や独立を考えなくていいし、
何かやりたいことがあれば、会社にきちんと交渉したほうがいいケースもあります。

女性活躍推進もそれなりに進んではいるので、未来の女性の働き方は多少なりとも明るいのではないでしょうか。

 

環境に恵まれない女性が独立する

今後は、有能だけど環境に恵まれない、みたいな女性がどんどん起業に流れてくるのかなと思います。
特に今は、コロナの影響でまた非正規雇用の女性も増えているし、
パートアルバイトも時間を減らされたりして収入が下がっているし。

パートやアルバイト的に起業して自分で稼ぐ、という選択肢もわたしは悪くないと思います。

事務系のお仕事も今はフリーランスでやっている方も多いですし、
このリモート時代にあっている働き方ですよね。

女性は小さく始めるというのはすごい向いてるので、まずは多少の収入からと考えて
個人でお仕事を始められるといいと思います。
起業系で中には、すぐに100万円とうたう人もいますが、聡明な女性は引っかからないですよね。

今いる環境が自分の力を発揮させないと思うなら、ぜひ発揮できる環境を探すか、自分で作るかして欲しいです。

能力のある人が環境のせいで、燻っているのはもったいないなと思うから。

わたしは起業して20年で、今の働き方と収入には非常に満足しています。
20年頑張ってよかったなと思うし、あの時独立して本当によかったと心から思います。

そういう女性をもっとこれから増やして行きたいものですね。

 

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