全然自己理解と関係ないけどコロナにおけるドイツのお話。
現代ビジネスの7月の記事なんで、ちょっと前だけど
アメリカに住んでいた身としてはわかりすぎるほどわかるなと思ったのでシェア。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74509?page=4
日本にいる間、なぜ、日本がある程度、感染防止に成功しているのかが解せなかったが、ドイツに戻ってきてようやく分かった。日本人は手を洗うし、消毒もするし、うがいもするし、何よりもマスクの管理が徹底している。
現在、ドイツでは、感染予防に一番効果的なのは、ソーシャルディスタンスとマスクであると言われ始めている。
コロナに関する話は、何が本当で、何が希望的観測か、よくわからないところもあるが、しかし、一つだけ確かなのは、ドイツ人のマスク歴はたったの3ヵ月。日本は、少なくとも50年だ。
ドイツの普通の人たちは、マスクの効果などさほど信じている様子がないし、どちらかというと今でもバカにしている。お店に入るとき、持っていない人に、自分の付けていたマスクを貸してあげている人も見た。日本人なら卒倒しそうなシーンだ。
それに比べて、日本人はこの蒸し暑いのに、まあ仕方がないかと思って、戸外でもマスクを着用する。ひょっとしたら、本当にこの差が、感染者数の差になって表れただけなのかもしれないと、私は思い始めている。
この記事を読んで衛生大国日本。
と思ったのは私だけではないはず。
現在は11月に入ってまたドイツは飲食店等を閉め始めた模様。
アメリカヨーロッパで感染者が多く、日本などのアジアは非常に少ないのは
この衛生観念の違いが大きく影響してるんだと思う。
人間は住んでいる環境や文化に大きく影響されるので、
日本人は日本という文化が自分の性格や資質の形成に
大きく影響しているに違いないわけで。
きっと私もアメリカで生まれ育ったら
今のような性格はしていないかもしれない。
日本は非常に衛生管理が行き届いた国で
これは海外に住んでみると非常によくわかる。
こう言ってはなんだが、アメリカヨーロッパ圏は
まあまあ汚いというか、気にしてない。
(トイレの床に荷物を置きまくるのにはびっくりした)
この方の記事にもあるが、マスクを他人と使い回すことに
抵抗がないくらい気にしないのだ。
これが日本なら絶対にやらない。
確かに卒倒する(笑)
お風呂も毎日入る文化は日本くらいだと聞いてるし
家に帰ったら手洗いうがいというのも
水が豊富な日本だからこその文化なんだと思う。
それに加え、日本は外国人は諸外国に比べても
住んでいる人が少ないので、他の国の生活文化を
知ることもできないし、その多様性に触れることもあまりない。
なので、他の国の事をみんな結構知らない。
私的には各国の文化背景がコロナによって
知ることができるので、個人的には面白いのだけど。
他者との違いを知れることは
また自己理解につながりるしね。