自分らしさと社会とのマッチング

『自分らしい』ということに自分も人のにも
関わり続けてきて、だいぶ経った。

その中で、自分らしい、だけでは足りないんだな、
というのもわかってきた。

いくら自分らしくいられても、
今生きている社会で生かされなければいけない、ということ。

ただ自分らしくいても、社会にマッチングされなければ、
ただの、変人にすぎない。

社会、という世界の中で生きていて、
そこには仕事も人間関係も存在している。

人は一人では生きていけないし、
よりよく生きていくためには、
社会とマッチする必要がある。

自分を生かす、ということは、
社会の中で生かすということだ。

だからいくら自分らしいからと言って、
社会を無視したりするのは、独りよがりに過ぎない。

現実、というのは自分だけでは作られない。
現実は目の前の世界に現れるのだから、
その世界と自分が合わさって生まれることが多い。

偶然でさえ、自分がその世界に存在してから起こっているのであって、
自分がいなければ、その偶然は起きなかったかもしれないのだ。

自分自身というものを、この世界でどう生かすのか、どう扱っていくのか。
何と何をかけ合わせれば、現実は動くのか。

欲しい現実があったとき、
それは自分の何と世界の何を
かけ合わせれば生まれるのかを考える。

自分というものが生かされる、
マッチング先を探す、
もしくは作る。
今年はそういう視点で物事を見てみようと思う。