理解してもらう努力・理解する努力

理解することと、理解してもらうことは、
人の中で生きる人には大事な事。

人間関係の基本だと思う。

だけど、それを怠けている人も
努力しない人も多くいる。

目の前にいる人が、
何を考え
何を想い
何を感じ
何を大事にしているか
それを知らずに、
どうやって関係性を結ぶというのか。

どんな表情なのか
どんな態度なのか
どんな事を言って
どんな事を言わないのか

目の前の人間に
どうなんだろう?という
思いを馳せられない人は
きっと何の魅力も無いのだろうと思う。

そしてまた、自分自身を
知ってもらおうとする努力を
多くの人は怠る。

言わなくてもわかるだろう
言わなくても構わないだろう
言わなくても察してほしい

そうやって、理解してもらう
機会を逃してしまう。

伝えなくては伝わらない。
誰もがエスパーではない。

そして伝わるように伝える努力を
本当の気持ちを本当の想いを
私が何を大切にし
何を大事にし
何を考え
何を想い
何を感じているのか
一つひとつ、伝わるように伝える。

いくら、世界に向けて
理解してくれと言っても、
何も伝えてなければ、
それは伝わらない。

自分の目の前にいる人に、
ひとつ一つ伝える
私の事を、ひとつ一つ。

目の前にいる人と、
理解し合う事を
決して怠けてはいけない。

それを諦めてしまえば、
人生は決してうまく運ばない。

どれだけたくさんお金を持っていても、
どれだけたくさんの名声を得ていても、
目の前の人と理解し合えなければ、
きっと空しい人生になるのだろう。

富と名声はすぐに人をダメにするが、
大事な人は、富と名声ではどうにもならない。

ちゃんと聞いて
ちゃんと伝えたのか

あらゆる手段で理解し
あらゆる手段で理解してもらったか

一人でもふたりでも、
心通じ合う人が
目の前にいるだろうか。

あなたの目の前に
誰が立っていますか?

あなたはその人の何を知り、
その人はあなたの何を知っていますか?

あなたは今、
どんな風に生きてるんでしょう?

あなたは誰の前に立っていますか?
あなたの目の前にいるのは誰ですか?

※2016年2月14日のコラムの再アップです。