ふっと思うのだけど。
『それらしい』という感覚はとっても大事で、
いかにもな感じで、それらしくそれが書いてあれば、
その文章を読んだ人は、それはとってもそれらしく書いてあるので、
『おーそういうもんなんだ!』と思って受け入れやすくなる。
それが本当に真実なのか、事実なのかの検証は
そこには入らない。
一度、おーそういうもんなんだ!すごい!
と思ってしまえば、自分にとってそれが真実になる。
まーそういう風に、私たちは簡単にマインドをコントロールされてしまうってこと。
こういうの本当に簡単に起こります。
そこに信頼と信用が乗れば、ますます信じるに値すると思い込む。
この人がそう言っているのだから、そうに違いないと。
うまく使えば、人をプラスに導けるけど、
マイナスに使おうと思えば、盲信させることが出来る。
こう書くと、怖がる人もいるけど、怖がる必要はなくて、人は誰でも、何かを信じる生き物だし(それが事実でなくても)ただ、何を信じるのかをきちんと意識して選んでほしいと思います。
無意識的に単純に、おーそうか、と言ってやみくもに信じるんじゃなくて。
それはそうかもしれないし、そうじゃないかもしれないという二極を
踏まえた上で自分の責任において、自分で選ぶことが大事。
とても立派にそれらしい、と感じても、いつもどこかでそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない、という可能性を覚えていてほしいな。
何が正しいか正しくないかは、きっと誰にもわからないのだと思う。
受け取り方も千差万別だし。
ただ一つ言えることは、『どっちでもない』という選択肢がある、
ということです。
どっちでもない、というスタンスもあり、だということです。
その上でどうするかを決めていきましょう。
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ワタシ的にはやっぱり信じ込んでは危ないと思うな。
いつも話し半分で、というのは心がけています。