マネージメントで部下や後輩がいうことを聞かない、
というお悩みって結構多いですよね。
今、1on1っていう1対1で話をするマネージメントの手法も
流行ってますが、相手が話を聞いてくれないと
かなり辛い時間になるのではと予想されます。
相手から軽くあしらわれてしまう
見下されてしまう、話を聞いてくれないなどなど。
いろんな理由があると思いますが
以前こんな記事を書きました。
人から見下されないためにできること
ここではマインドのことに触れています。
今回はそのスキル面に触れたいと思います。
周りから尊敬されて、この人ならついていきたい、と思われた方が
人は自分の言うことを聞いてくれるし
アドバイスなども真剣に聞いてくれ取り組んでくれます。
それに尊敬を集めると人間関係も格段によくなるし、
人が自分に良くしてくれる機会も増えます。
自然とあれやこれやと相手が気を使ってくれるようになります。
はっきり言って恩恵しかないです。
この尊敬されるために必要なことは2つ。
人から信用と信頼をされることです。
この信用と信頼は別物で意味が違います。
英語でいうとわかりやすいでしょう。
●信用:credit
●信頼:trust
●信用は実績(物質的)
●信頼は頼りに出来るもの(精神的)
信用は仕事や社会活動などの実績があることでつきます。
信頼は人間性や精神性などで、人から頼りにされ信じてもらうものです。
この両方を兼ね備えていると人から尊敬されるようになります。
皆さんの周りにいる尊敬されている人は
この二つを両立していないでしょうか?
もし、自分は社会的な実績も、人からも信じてもらえているけど
尊敬はされていない、と思うのなら、その見せ方が間違っているか
どちらかが、もしくは両方ともに、弱い印象しか与えていない可能性があります。
特に信用は実績なので、自分で実績を示さないと
いくら仕事ができて貢献度が高くても
知られてなければ信用はされません。
なので人から見て、この人はすごい人だなと思われることが必要です。
そして信頼。
信頼は人間性に感じるもので
その人の性格や態度、コミュニケーションなど、
実績では測れない部分に対して感じるものです。
皆さんが信頼する人はどんな人でしょうか?
例えば
・嘘をつかない
・誠実さがある
・人の話を良く聞く
・どんな人にでも同じ態度でいる
・裏切らない
・責任感がある
・表裏がない、
などあると思います。
この人間性の部分も磨くことは出来るので、
自分は人からどのあたりが信頼されているのかを
把握するといいと思います。
そしてそれを言動、態度、行動で表すことです。
信用はされているけど信頼できない
信頼をしているけど信用できない。
という場合もよくあります。
それでは尊敬はされません。
人は結構あからさまで尊敬出来ない人の話は本当に聞きません。
人によっては態度も悪くなるでしょう。
もし部下や後輩が自分に対して態度が悪いのであれば
尊敬されていない可能性があります。
尊敬される人になるのは、マネージメントでは不可欠です。
ぜひそこを意識されてみてください。
信用と信頼の両立、みなさんはどうでしょうか?
仕事場、友人関係、家族、地域、様々なコミュニティがありますが、
その中で尊敬されているかどうか、
ぜひ一度フィードバックしてみてください。