15年前くらいに
「しなければならない、ねばならない」
を
「それがしたい、やりたい」
に語尾を変換してみてどう感じるか、
というワークを体験しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190703/23/yoshimi29/a5/77/j/o1880125314490810943.jpg?caw=800)
「しなければならい、ねばならない」
というのは心理的に義務に感じて
イヤイヤやるという負担になり不満やストレスがたまります。
実際に「やなければならい」と思っている物事が多い人は
イライラしがちで、自分は我慢してやってるんだ、
というフラストレーションに苛まれています。
なのでこのワークで実際にそれは
やらねばならないことなのか
したいことなのかを検証して改めて選ぶことで
この心理的負担を減らし、生きる意欲を取り戻すします。
例えば
「掃除をしなければならない」
を
「掃除をしたい」
に変換します。
このねばならないと感じるものは
基本的にやらなくていい、という前提で考えていきます。
掃除をしたい、に変換した時に考えたことは
掃除は別にしなくても死なないけど、
家の中が汚いのは嫌だな、
散らかっているところでは落ち着かないな、
そう考えると、自分が心地よく暮らすためには
掃除をしたいかも。
でも、毎日じゃなくて汚くなったらやればいいか。
もしくは家事代行を週に1回頼んで、自分はやらなくて良いようにするか。
という風に実際、それをやらなかった場合と
やった場合でメリットデメリットを並べてみる。
そしてそれは本当に自分がやらないといけないことか、
外注や他の人にやってもらうことはできないか、
を考え実行します。
私はこのワークをする前は、
家事をするのが本当に嫌で嫌で、
かなりストレスを感じていました。
それが、このワークをすることで
家事への心理的負担が減りました。
実際に掃除は外注するようにもなりましたし。
料理も好きじゃないですが、じゃあ毎日外食でいいか、
と聞かれればそれは嫌。
なので、できる範囲で料理をしよう、と思ってます。
でも、美味しいものを作らねばとか、ちゃんとしなければ、
という考えは捨てました。
栄養バランスがあり、ある程度食べられるものであればOKと
ハードルを自分で下げてます。
これで家事に対するストレスはかなり軽減されて、
今はほとんど感じません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190704/19/yoshimi29/a3/fb/j/o1880125314491634511.jpg?caw=800)
私は
「しなければならないものは一つもない」
と思っています。
「したい」に変換した時、どうしてもやりたくないものもあります。
それをやらなかった場合、何が困るか、そして代替え案はないのか
まで考えますが、結果あまり困らないことが多いので
結局はやらない、という選択をしています。
「しなければならいmust」は受け身で
「したいwant」は能動です。
「したい」と感じるものの方がやる気も力も出ます。
反対に「ねばならない」はやる気も出ないし、疲れます。
この15年、思考の中に
「やらなくちゃいけない」という気持ちが湧いてきたら、
自分自身に「それがやりたいのかやりたくないのか」
を問いかけています。
これをやることで私の自由度は格段に上がりました。
自分のニーズを掴むのもだいぶ上手くなったと思います。
いつも自分に
「あなたはどうしたいですか?」
という問いかけをすることで、私は自分自身で決められるんだ、
という肯定感の高さにも繋がってると思うんですよね。
このワークの重要なところは
やった場合のメリットデメリット
やらなかった場合のメリットデメリット
をきちんと考えることです。
そしてやらないと選択した場合も他に影響がでるなら
代替え案まで考えられると素晴らしいですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190704/19/yoshimi29/6b/21/j/o1600106214491638126.jpg?caw=800)
紙に書き出すといいでしょう。
メリットデメリットを表にすることで比べやすくもなります。
このワーク特に
「なんで私がこんなのしなくちゃいけないのよ!」
とイライラしている人におすすめ。
人生に「ねばならない」が多すぎると大抵絶望を感じます。
生きる意味を見失って、意欲も失われます。
そんな人生も勿体無いのでぜひワークやってみてください。