コミュニケーションが苦手、というお話はよく聞きますし、
多くの方が同じように思ってるんじゃないかしら?
どんなふうに苦手なのかを聞いてみると、ほとんどの方が『話がうまくないんです』 とおっしゃる。
コミュニケーションというのは相手との相互関係なので、
話すことだけがコミュニケーションじゃないと思います。
どっちかっていうと、大事なのは『聞く』 こと。
コミュニケーションが苦手だという方は、自分が話すということに、気持ちが向いているので、
相手の話をきちんと聞いてないことが多いです。
ちゃんと話さなくちゃ!うまく話さなくちゃ!っていう焦りでいっぱいみたいな。
これじゃ、確かにコミュニケーションがうまくできているとは言えないですよね。
話すのが苦手なら話さなくてもいいのですよ別に。
相手の話をきちんと聞いて反応するだけで、コミュニケーションは立派に成り立ちます。
話をきちんと聞いてくれる人って人気者になりますよ。
自分の話を聞いてくれる人を嫌いになるなんてことないですよね?
どっちかっていうと好意を持つじゃないですか。
異性関係でも男性からすれば、自分の話を聞いてくれる女性は持モテます。
逆もまたしかり!
話を聞かない男は嫌われるわな。
ひとつ話を聞く注意点は同意と共感は違います。
同意は良いよ、良いよ、私もそう思うよって相手の意見に従うことです。
本心から同意するなら問題ないですが、話を聞こうとするあまり、本意ではないのに
同意をしてしまうと、後々面倒なことになります(巻き込まれたり、利用されたり)
話を聞くことと言いなりになるのは全く違う次元の話です。
あとは話を聞いている間に、相手にいいようにされてしまう、なんていう場合や、
自己表現(自分の気持ちや意見を伝える)が苦手だったり出来ないのは、
そこに何かしらの恐れや傷があるっていうこと。
相手と自分が同等の存在だと思えてない、ということが原因だったりします。
相手がどんな人であれ、偉くたって強くったって、自分と同じ人間で、
人間的に上も下もないのです。
ここで、自分の自己評価の低さが発揮されてしまうと、自分は相手より下なんだという思い込みが
発動します。
それはヒーリングやセラピーなんかで、解消していきましょう。
自分が癒されてくれば、自然に言葉が出てきます。
好きも嫌いも、適切に表現ができるようになります
コミュニケーションっていうのは、話がうまいとか面白いとか、そういうことではないのですよ。
お互いのエネルギーの交換です。
相手と自分が真正面に立つことです。
それが斜めに立ったり、相手の顔を見ようとしてなかったりしたら、
それはコミュニケーションとは言えません。
相手をよく知ろう、という立場に立つといいのかも。
書いてて思ったけど、コミュニケーションって自分のあり方や思いが否応なしに現れる場なんだね。
そりゃ悩むわ(←解決になってない)