病気が見つかったり、何かの問題だと思われるような出来事があったりすると、
大抵の人が、そのことをなんとかしようと考える。
体や心や出来ごとに問題があるなら、それを解決しないといけない。
そう人類は教え込まれてきた。
はい、ここでいつも書いているように
それは本当に本当に本当にそうなのですか? という疑問を投げかけてみましょう。
大抵の人が、問題を解決しようとして、そしてそれが出来ずに苦しむ。
なんとかしたいのに、手の打ちようも施しようもなくて、落ち込んだりする。
躍起になって、色んな所に行って、色んな事を試みる。
一生懸命頑張って、なんとか問題を解決しようとする
あーなんか、こうして書いているだけでストレス (笑)
確かに緊急性があるもの、命にかかわるとか、今すぐ逃げなきゃいけない、
なんていうのは、そりゃーすぐに対応してください。
たまにあります、そういうこと。
だけど、それ以外の問題は、今すぐ解決しなくても死なないのばっかりです。
たとえば、心の問題とかでも、自分の内側から来ているものなら、
それも自分です。
病気もそう、自分の体に起こっていることだから、それも自分です。
解決しなくても、共生(共に生きる) する事が出来れば良いのではないかなと思うのです。
人間は不快な感じをずっと持っていたくないと思うので、すぐになんとかしようと抵抗する。
でもそれは、不快さに対する反応であって、問題に対する反応ではないんです。
問題と共に生きる、という選択肢もアリなんじゃないでしょうか
問題の中には、時間が解決してくれるものもいっぱいあります。
何もしなくても、誰かが解決してくれた、なんていうものいっぱいあります。
今、手を打っても打たなくてもあまり変わらないのであれば、
一度保留にして静観してみてください。
すぐに決めなくちゃ!というのも幻想です。
なんとかしようとしないでください。
ほんと、これは面談でも良く言っていること。
面談は完全個別対応ですけど、保留が一番最善だ、ということは良くあります。
保留にしましょうと言うと、みなさん一様にほっとされます。
それだけ、解決にストレスを感じてたってことですよね。
感情的な波も一時的だったりします。
感情に押しつぶされそうになっても、今がピークだと思ってやり過ごすのも一つ。
私、良くやり過ごします。
ただじっとして、嵐が過ぎ去るのを待っている感じ。
そう、解決することだけが、人生じゃないからねん