いつからだったか、
起業しよう、起業したい、起業している
という人たち向けの、コンサルやセミナー講師が
その時代背景に合わせて爆発的に増えた。
私もそのうちの一人である。
大人の女子校もその風潮に乗って誕生した。
起業する人はこれからも増え続けるし、
会社員になる選択肢と並んで、
働き方の一つになるだろう。
そして、それに伴い、私たちコンサルの
需要も高まるのだと思う。
それは良いも悪いもないと思うけど、
起業やビジネスを教える側としての
成果は、何よりもクライアントや
受講生の成果なのだ。
私たちはあくまでもビジネスを教える側で
相手に売り上げなり認知なりの成果を出すのが仕事であって
私たちが目立ったり、人気者になる事が、成果ではない。
私たちの成功は、クライアントの成功と連動している。
それがコンサルや講師の在るべき姿だと思う。
この起業や独立という新しい働き方を
私たちは下から支える役割なのだ。
それが私たちの使命とも言える。
気軽にコンサルやセミナー講師になれる時代だし、
こういう無形のサービスも売れる時代になった。
だからこそ、私たちは自分の質を問わなくていけない。
お金を払っている相手の成果を一番に考えているか、
相手の可能性を伸ばしているのか
相手の限界を超えさせて、
更なる成果を取れるようにしているのか。
私は相手の成果は、
相手の想像を超える必要があると思っている。
自分が思っているよりももっと出来るようになり、
思っているよりも大きな成果を手に入れる事。
クライアントが、自分の想像出来る範囲の成果を
取るだけでいいなら、別に私たちは必要ない。
自分で出来る範囲であれば、自分でやればいいのだ。
誰かに金を払う価値もない。
自分では出来ない、手に入れられない
成果をもたらすために私たちはいる。
クライアントの想像以上の成果をもたらす事。
それをコンサルの使命だと心するべきだ。
そのための、努力と研鑽を
私たちは怠ってはいけない。
それが選ばれ続ける理由になる。